浄土宗宗祖法然上人大遠忌800年記念事業 共生・地域文化大賞

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共生・地域文化大賞採択団体

平成20年度 第2回「共生・地域文化大賞」において101団体の中から一次選考を通過し採択された団体のご紹介とその活動の概要です。

 

共生・地域文化大賞

特定非営利活動法人 伊万里はちがめプラン

(佐賀県伊万里市・平成15年法人設立)

活動目的

伊万里市及びその周辺地域の有機性残渣の削減を図り、これを資源とする事業を行い、伊万里市及び有田、西有田町等周辺の食資源循環型社会の構築、環境保全、地域の活性化に貢献・寄与することを目的とする。

活動内容

菜の花エコプロジェクト活動(菜の花栽培、菜種油搾取、廃食用油燃料化、それらを活用したイベントの開催等を含めた総称)、生ごみ堆肥化、環境教育の実践、全国及び海外からの研修者の受け入れ、行政・大学・他団体との連携事業など

活動の特色

伊万里地域(全国の地方自治体でも)が抱えるごみ問題を解決するため、各種団体、行政、農業者、市民、大学が協力して「ごみ原料」という課題に取り組むと共に、生ごみや廃食油その他有機性廃棄物の資源化・リサイクル化を行い、伊万里の環境を守り、未来の子どもたちへ手渡すために活動を行っている。

 

共 生 賞

特定非営利活動法人 いのちをバトンタッチする会

(愛知県名古屋市・平成19年法人設立)

活動目的

子どもや社会に対して、いのちの大切さや家族の絆を教育・啓発する事業を行い、子どもの健全育成・社会教育・人権の擁護・安全・医療や福祉に係る問題の改善や解決を図り、いのちを大切にする家庭・地域・社会づくりと福祉の増進に寄与することを目的とする。

活動内容

いのちと家族に係る教育研修事業(全国の保育幼稚園・小中学校・高校・大学・地域で「いのちの授業」を開催など)、いのちと家族に係る社会啓発事業(「いのちの大会」の開催など)、いのちと家族に係る会報・出版物の発行事業など

協働の視点

浄土宗大應寺住職の野村順雄氏が会の理事として参画し、寺院や僧侶の方々に会の活動を積極的にPRしている。その結果、各寺院で「いのちの授業」が開催されている。また、会員の約10%は僧侶の方々で、会の活動をバックアップしている。

 

行徳てらまち会

(千葉県市川市・平成17年設立)

活動目的

行徳寺町を起点とし、歴史、文化を守り、美観を推進することを目的とする。

活動内容

地域の問題や課題・将来の景観まちづくりのありかたの検討、花植え活動、親子まち探検、散策マップやかわら版・ホームページの作成、建物など「まちのデザイン」の検討、「まちづくりイベント」の企画・運営、地元小学校の祭りや総合学習への協力など

協働の視点

浄土宗徳願寺(市川市)ほか6か寺(他宗派含む)、市川市、千葉大学との共催で、「寺のまち回遊展」を実行委員会形式でH19年より実施しており、会場は各寺院が無償で提供している。
この回遊展がきっかけで、地域住民とお寺の協力が、より密になり、宗派をこえたお寺同士の協力も図られるようになった。

 

特定非営利活動法人 自立生活サポートセンター・もやい

(東京都新宿区・平成15年法人設立)

活動目的

野宿経験者、ドメスティックバイオレンスの被害者、福祉施設入所者、ネットカフェ難民と呼ばれる人など、広い意味での「ホームレス状態」にある生活困窮者が地域での新たな生活を始める際の支援を目的とする。

活動内容

ホームレス状況にある人々への入居支援事業、生活相談・支援事業(ホットライン開設による各種電話相談・生活保護申時の付き添いサポート・生活物資提供など)、入居後の安否確認事業、交流事業など

協働の視点

浄土宗光照院(東京都台東区)と浄土宗大泊安国寺(埼玉県越谷市)の協力を得て、身寄りのないホームレス経験者の合同墓の建立をすすめている。また、生活物資提供の際、上記2つの寺院の呼びかけで、お米や缶詰などの食料を集めている。

*順不同。

 

優 秀 賞

特定非営利活動法人 春日住民福祉協議会

(京都府京都市・平成16年法人設立)

活動目的

春日学区などの地域住民を対象に自治、福祉、防災に関する事業を行い、高齢者や障害のある人、子どもたちをはじめ住民の自立支援と社会参加を促進し、もって安全かつ安心して暮らせる地域づくりに寄与することを目的とする。

活動内容

高齢者等の生活支援事業(高齢者の安否確認)、高齢者ミニデイサービス事業(春日ミニケアサロン、高齢者グループサロンの開催など)、防犯・交通安全事業(安心・安全のマップづくりなど)、広報紙「春日だより」の発行など

活動の特色

春日デイケアセンターを拠点に、住民が訪問活動や催し、助け合いマップの発行、広報紙の全戸配布など多彩な活動を通して、一人暮らしの高齢者をはじめ要配慮者を見守り、支え合うというネットワークを構築し、地域の暮らしに根ざした取組みを展開している。

 

特定非営利活動法人 京都コミュニティ放送

(京都府京都市・平成14年法人設立)

活動目的

京都市民および観光客、商用・会議その他の来訪者などを対象に、主としてコミュニティFM放送事業を行い、市民が主体となって地域情報を発信することにより地域社会の活性化に貢献することを目的とする。

活動内容

コミュニティ放送事業(「FM79.7MHz京都三条ラジオカフェ」の放送局運営)、放送関連教育事業(高校生、大学生、社会人の為の「番組制作講座」等の企画・運営)、NPO紹介・支援番組の運営など

活動の特色

市民自身が番組を作り、市民自身が運営するという日本で初めてのコミュニティFMラジオ局を開局して5年になる。今では番組数は110本を超えて放送されており、市民メディアの先駆者的存在である。放送局は、市民同士がお茶を飲みながら気軽に放送できるようにカフェの中にマイクをおいて放送するスタイルで、「ラジオカフェ」と名づけられた。

 

特定非営利活動法人 サンクチュアリエヌピーオー

(静岡県浜松市・平成12年法人設立)

活動目的

不特定かつ多数のものに対して、環境の保全を図る活動に関する事業を行い、公益の増進に寄与することを目的とする。

活動内容

体験型環境教育を実施(自然観察会年200回開催)、浜辺の楽校開講、アカウミガメの繁殖調査・保護活動、コアジサシの繁殖調査・保護活動、親と子のウミガメ教室、海岸・河川環境保護と定例水質調査・クリーンアップ、ジュニアレンジャー育成事業、環境教育教材作製、サンクチュアリネイチャーセンターを開設し市民の自然への窓口として開放など

活動の特色

アカウミガメやコアジサシの保護調査活動を続けていく中で環境の大切さを訴え、こうした活動が今では子どもたちへの感動教育へと繋がり、次世代の子どもの健全な育成のために活動を続けている。

*順不同。

 

【その他 公開プレゼンテーション発表団体】5件

特定非営利活動法人 外国人医療センター

(愛知県名古屋市・平成14年法人設立)

活動目的

誰もが生活するうえでの必要最低限の医療を守り、在日外国人と地域住民とが共生できる地域づくり、意識改善を目指し、愛知県を国籍の区別なく、よい医療サービスを受けることができる地域にする。

活動内容

県内における毎月の無料健康相談会の開催、電話による医療相談の対応(母国語の通じる医療機関の紹介、愛知県緊急医療情報システムの紹介など)、外国人ヘルパー養成教材の作成など

協働の視点

在日外国人のための日本語講座を開催している真宗大谷派東別院など、在日外国人の生活向上を行っている仏教寺院において、無料健康相談会を通じて医療サービスを必要とする人々に医療機会提供を行っている。
また、仏教寺院とセンターの交流により、仏教観の共有と慈悲の心、年配者への尊厳を考えるきっかけを図っている。

 

特定非営利活動法人 里山倶楽部

(大阪府松原市:平成14年法人設立)

活動目的

里山の保全及び管理、里山についての環境教育、それらの人材養成、里山の循環システムづくりに関する事業などを行い、荒廃しつつある里山に新たな価値を生み出すとともに、人と自然との新しい関係を創出し、もって社会全体の利益の増進に寄与することを目的とする。

活動内容

里山に関する保全及び管理事業(「弘川寺」ほかとの協働による「千年の森」づくり他)、里山に関する環境教育事業、里山の保全管理及び環境教育に関する人材養成事業、里山を含む流域及び地域の人・もの・経済の循環システムづくりに関する事業など。

協働の視点

寺院とNPOだけでなく、行政(大阪府・河南町)、地域(地元町会・ボランティア団体)、学校(地元小学校)、地元企業が一体となって推進する「千年の森」づくりは、多様な主体が協働するモデル的な活動となっている。

 

自殺対策に取り組む僧侶の会

(東京都港区・平成19年設立)

活動目的

「一人ひとりが生き生きと暮らし、安心して悩むことのできる社会づくり」を目指して、「お互いを認め合うようにお坊さんみずからが働きかけること」、「社会の中に安全地帯を作ること」、「生きる道しるべを示すこと」を活動の目的とする。

活動内容

自殺問題の啓発活動(無関心・偏見の払拭)、自殺念慮者向け相談活動への従事、自死遺族の分かち合いのつどいの支援、人間関係が苦手な人向けのサロン・茶話会の開催、自死者の追悼法要の勤修など

協働の視点

宗派を超えた首都圏在住の僧侶有志で活動を行っており、H19年12月、日蓮宗永楽院において、超宗派による初めての「自死者の追悼法要 いのちの日 いのちの時間」を執り行い、8名の自死遺族の方々が参加した。
寺院・僧侶だからこそできる自死遺族支援の具体的活動として、今後も継続実施していく。

 

特定非営利活動法人 京都SEINEN団

(京都府京都市・平成15年法人設立)

活動目的

団塊世代の生き甲斐創りを目的の主におき、地方都市の復興、地域の活性化をテーマに活動している。

活動内容

京都北部の里山復興活動、福知山市三和町「みわ・ダッシュ村」における耕作放棄農地の開拓及び復興活動、福知山市市街地の活性化活動、村・町興しなど市民活性化のためのイベント(団塊の主張全国コンクール・猪捕獲巨大オリのオーナー募集など)
※いずれも団塊世代を中心としたボランティアによる活動

活動の特色

農業・林業のボランティア活動を中心にした活動を展開しており、「みわ・ダッシュ村」では、京都市内だけでなく福知山市の農業従事者がボランティアとして参加し、地元と共生するNPOとして活動。
一方で、文化・啓蒙活動を活発に行い、団塊世代の真の声を多くの人に伝えていくことにも力を入れている。

 

特定非営利活動法人 コンカリーニョ

(北海道札幌市・平成15年法人設立)

活動目的

札幌琴似・八軒地域の劇場を核として、芸術文化活動や地域活動に関わっている人や団体と幅広く連携しながら、芸術文化に関する事業や、新しいコミュニティの拠点としての劇場運営を行い、広く芸術文化活動の活性化を実現していくことを目的とする。

活動内容

芸術文化の創造と発信を推進する事業(劇場コンカリーニョの運営、ターミナルプラザことにパトスの運営、出前パフォーマンスの実施など)、芸術文化のイベント等を企画・制作する事業(自主プロデュース公演等の実施)、芸術文化活動を通してまちづくり活動を推進する事業、必要な調査研究・情報収集及び提供する事業(コミュニティFMの番組作りなど)など

活動の特色

地域や他団体と連携をとりながら、「まちとアートの縁結び」を進めており、特に毎年2月に実施している「温故知新音楽劇」は、地域の歴史を取材し創作した本で、地域の人々と演劇を作り上げており、「まちとアートの縁結び」の典型事業である。

*順不同。