第3回共生・地域文化大賞 表彰部門 採択団体
表彰部門は、共生社会を実現する地域文化活動について、その実績・成果に応じて表彰を行うものです。
応募のあった152団体の中から採択された団体のご紹介とその活動の概要をご紹介します。
共生・地域文化大賞 1団体
(活動奨励金150万円)
特定非営利活動法人 北九州ホームレス支援機構
(福岡県北九州市・平成12年法人設立)
活動目的
[私たちの目指すもの]
(1) ひとりの路上死も出さない
(2) ひとりでも多く、一日でも早く、路上からの脱出を
(3) ホームレスを生まない社会を創造するホームレスの命と人権を守り、
自立を支え、自立した人たちの再ホームレス化を防ぐと共に、
ホームレスを生み出さない社会作りを目指しています。
活動内容
(1) 命を守る
年間を通じて食事等を提供し、健康相談、襲撃等の相談を受けています。
(2) 自立を支える
自立支援の居宅・施設を設置しホームレスを受け入れています。(自立率94%、700人以上が自立)
(3) ホームレスを生まない
地域で困窮・孤立した方を支えると共に、ボランティアを養成し、啓発情報を発信しています。
共生優秀賞 3団体
(活動奨励金50万円)
特定非営利活動法人 JHP・学校をつくる会
(東京都港区・平成12年法人設立)
活動目的
JHP・学校をつくる会代表 小山内美江子の国際協力に対する理念と経験、並びにJHPが活動するカンボジアに関する知識を活かして、グローバル社会で生きることを志す次代を担う若者に、国際NGOならではの新しい学びの場を提供することを目的に、「小山内美江子 国際ボランティア・カレッジ」を開講いたしました。
活動内容
国際協力、NGOの概要や実務、また多文化理解について、各界の著名人を講師として、国際協力部門、国際理解部門、特別講義部門の3つの部門から多角的に6ヶ月間学び、また講義という座学だけではなく、実学として現地活動団体視察やボランティア活動を含めたカンボジア現地研修を約3週間にわたり、実施しています。
特定非営利活動法人 デイサービスこのゆびとーまれ
(富山県富山市・平成11年法人設立)
活動目的
(1) 「共生」とはどんな人でも排除しないで包み込むこと。
赤ちゃんからお年よりまで一つ屋根の下で過ごしている。
その人なりの居場所があって、一人ひとりが輝いている居場所作り。
(2) 制度があって活動するのではなく、ニーズがあって活動をする。
明日の100人を救うより、今日の一人を支えること。
活動内容
平成5年富山市で開所する。平成10年富山県は私達の活動にあわせ、二つの助成制度をひとつの施設にだぶらせて補助金を出した。のちに「富山型デイサービス」と呼ばれる。今では県内75事業所になった。
平成18年10月から制度になり、全国展開した。本年10月17日「第4回地域共生ホーム全国セミナー in とやま」を開催する。
特定非営利活動法人 フードバンク関西
(兵庫県芦屋市・平成16年法人設立)
活動目的
当法人は、食品関連企業から食べ物として安全な余剰食品の無償提供を受け、ボランティアがその回収と搬送を引き受け、生活弱者を支える福祉団体へ無償分配する事業を行う。
命の糧である食べ物を大切にし、ボランティアによる金銭の介在しない生活弱者への食品再分配システムを創る。食品廃棄を減らし環境保全にも貢献する。
活動内容
現在、食品関連企業20社から年間約100トンの余剰食品の無償提供を受け、関西地域の生活弱者を支える福祉団体約60か所に無償で分配している。
活動は月曜日から土曜日までの週6日、35人の無償ボランティアが、交代で食品の仕分け、入出庫管理、そして自己所有の車両を使ってのデリバリー作業に当たっている。
共生奨励賞 5団体
(活動奨励金10万円)
特定非営利活動法人 トゥギャザー
(大阪府大阪市・平成13年法人設立)
活動目的
障害者と社会の架け橋として、障害者の自立と社会参加の支援活動を行います。
障害者が自立するためには、収入が上がることが何よりも大切です。“みんなで作ってみんなで売ろう”を合言葉に売れる「ものづくり」を目指して取り組んでいます。
また、ひとりでも多くの方に障害者福祉を知ってもらうため啓発活動を行います。
活動内容
施設で働く障害者の工賃をいかにして上げるかというテーマに取り組んで10年目です。
企業と協働して安定需要を創出して、施設がネットワークを組んでの共同受注・生産のモデル事業づくりのスキームは他に例を見ない先駆的な内容です。この成功事例が出来れば福祉施設に新たな活路を開くことになります。
特定非営利活動法人 ビハーラ21
(大阪府堺市・平成17年法人設立)
活動目的
仏教の智慧から“いのち”を見つめ直していこうとする「ビハーラ」の精神を基盤に、医療・福祉の充実と普及を促進するための活動を実践することにより、違いを認め合う共生社会と地域活動の健全な発展に寄与し、それを支える人材育成、ボランティア活動を展開することを目的とする。
活動内容
(1) ビハーラ実践者の育成を目指した研修講座の開催
(2) 地域に開かれた世代複合型マンション「シェアハウス中井」において入居者の
こころのケア、最期の看取りを実践
(3) 医療現場・福祉施設などでのこころのケア、法話会等の実践
(4) 訪問介護事業・地域生活支援事業・障害福祉サービス事業など、地域に密着
した介護事業を展開
特定非営利活動法人 水俣フォーラム
(東京都新宿区・平成13年法人設立)
活動目的
水俣病はその公式確認よりすでに半世紀以上が経過し、被害者の方々も次々に亡くなられる時期を迎えています。しかし、私たちはまだこの不幸で貴重な経験から多くを学んでいません。
だからこそ、水俣病を学び、「近代とは何か」「人間とは何か」をあらためて問い直すための場を多くの方々と共有することを目的としています。
活動内容
水俣病に関する展覧会「水俣展」は各地で20回開催し、公式確認日にちなんだ「記念講演会」は東京と地方を交互に会場として毎年開催しています。
各地の人々と1年あまりの準備を経て開催するこれらの催しは、組織、立場を超えた多様な人々が「水俣」に触発され社会や人間のありようを語り合う希有な機会となっています。
特定非営利活動法人 北海道グリーンファンド
(北海道札幌市・平成11年法人設立)
活動目的
再生可能な自然エネルギーによる市民共同発電所(市民風車など)づくり、省エネルギー活動の普及を行うことによって、市民が気軽に無理なく地球温暖化防止に取り組める社会をつくる。
活動内容
グリーン電気料金制度、市民風力発電所(市民風車:全国に11基)の設置および運営、省エネルギー・新エネルギー普及啓発事業、環境教育事業、政策提言活動、地域協働型カーボンオフセット事業等を行ってきた。
特定非営利活動法人 フローレンス
(東京都新宿区・平成16年法人設立)
活動目的
子育てをしながら働く親御さんに対して、地域社会を核にした新しい子育てモデルに基づく、保育及び子育てに関する事業を行い、地域の子育て環境の向上、次世代の子育てについての啓発、またこれによる地域社会の活性化及び住みよいまちづくりに寄与すると同時に、これを全国に発信し広めること。
活動内容
フローレンスが行なっているのは、風邪や発熱時に子どもを預けられる場所が圧倒的に少ないという病児保育問題を解決するための病児保育事業である。
風邪や発熱などで登園出来ない子どもを、保育園に代わって、子どもの自宅等で預かる事業であり、現在東京23区、約700世帯の家庭に病児保育サービスを提供している。