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第5回共生・地域文化大賞 表彰部門 採択団体

 表彰部門は、共生社会を実現する地域文化活動に取り組む市民活動団体やボランティア団体などを、その実績・成果に応じて表彰を行うものです。

 

 応募のあった144団体の中から採択された団体のご紹介とその活動の概要をご紹介します。

 

共生・地域文化大賞 1団体
(活動奨励金150万円)

NPO法人 鎌倉てらこや

 

(神奈川県鎌倉市)

活動目的

 近年、子ども・若者が置かれている状況は、不登校・ひきこもり・いじめ・自殺等の問題が頻発し、極めて深刻化しています。そうした状況を是正するためには、「家庭」「学校」といった個別の教育的対応だけではなく、地域社会全体を巻き込んだ「地域総がかり」による教育的取り組み、すなわち現代版の「てらこや」が必要です。

 当法人は、現代の子どもや若者を取り巻く深刻な状況を改善するだけでなく、日本の将来を託するに足る子どもと若者を積極的に育てていく環境作りを行っています。お寺が歴史的に培ってきた教育力を活用し、三つの教育現場(学校・家庭・地域)と三世代(子ども・若者・大人)とを有機的につなぐことによって、地域の教育力の活性化をめざしています。

 設立以来9年にわたる実践活動を通して、未来の「命」を育む仏教精神に基づく、新たな市民社会の発展・成熟に寄与しています。

活動内容

教育活動の主体は早稲田大学を中心に、横浜国立大学・鎌倉女子大などの大学生(約80名)と青年会議所、地域の有志です。対象(受益者)は鎌倉市とその周辺地域の小中学生及び保護者であり、お寺を主たる活動フィールドとして、様々な活動を行っています。

 

2011年建長寺合宿。三世代の集合写真です。

 

 

 

 

共生優秀賞 3団体
(活動奨励金50万円)

NPO法人 山科醍醐こどものひろば

 

(京都市)

活動目的

 本会は、地域のすべての子どもたちを仲間とし、子どもと大人が一体となって物事に真剣に向き合い“共に育ち合いたい”、同時代を生きる者として“共に地域を築き、豊かな地域社会を創りたい”と願って活動しています。子ども時代をひとつながりにとらえ、「生まれた子どもが成人し、親になり、また子どもを育てる」そんな長いあいだ、一人ひとりの人生が豊かなものになるよう、人生を見続けるように、山科醍醐の地域で31年間継続的な活動をしています。

 “人間浴”とも呼ぶことができるような多くの人との出会い、何でも安心して話し、自己表出できる場の形成をねらいとし、この会での経験が“生きる力を生み出す「種」”となること、そして、あらゆる年齢の人が、互いに育ち合える場となることを目指しています。

活動内容

地域子育て支援スペース。親子のほっとしたひととき。

 

 

 

 

NPO法人 せき・まちづくりNPOぶうめらん

 

(岐阜県関市)

活動目的

 「関市が元気で、住みたいと思えるまちとなる」。そのために市民力の醸成、地域経済の活性化、地域への愛着の向上に取り組んでいる。

 現在、フリーマガジン発行、市民活動センターの受託を主に活動しています。「多世代憩いの広場『てらっこ』の実地」は、ママだけでなく、ばぁばやじぃじも一緒になり、多世代で集まることのできる場を提供しています。昔から、市民に愛されてきた関善光寺で開催することで、多世代が集まりやすい場となり、地域で子どもを育てる雰囲気を醸成する事を目指しています。

 これからの子育て支援は地域で子育てしやすい雰囲気を作ることが大切で、そのためには、まちづくりとの連動が必要不可欠だと考えています。お寺という地域の宝を活かし、地域で子育てを支えるまちづくりを目指しています。

活動内容

平成23年度4月から、昔から地域に愛されてきたお寺「関善光寺」で、多世代憩いの広場「てらっこ」を実地。

 

ほぼ毎週、子どもも、大人も多世代で楽しめる数多くのイベントを実地している。

お手玉で遊ぼう、ばぁばが教える手あそび、住職講話、コンサート、映画上映会、人形劇、紙芝居、絵本読み聞かせ、写経、ヨガ etc.

「お手玉おばさんと遊ぼう」三世代が一緒に楽しむ。

 

 

 

 

Live on (リヴオン)

 

(東京都荒川区)

活動目的

 誰もがいのちをありのままに肯定できる社会を目指しながら、「いつ、どこで、どのような形で大切な人をなくしても、その人が必要とするサポートにつながる」仕組み作りをミッションとしている。

活動内容

グリーフサポート連続講座。輪ではじまり、輪でおわる。

 

 

 

 

共生奨励賞 5団体
(活動奨励金10万円)

NPO法人 ヒューマンネットワークピア

 

(山口県下関市)

活動目的

 障がいのある人への支援を通して、そこにかかわる全ての人が障がいのあるなし、高齢であっても若くても男でも女でも、お互いの多様性を認め合い、支え合える地域社会づくりを目指 しています。

活動内容

近くの海にて。ライフジャケットをつけて浮かぶことが大好き...

 

 

 

 

NPO法人 うぶすな企画

 

(奈良県生駒郡平群町)

活動目的

 当法人の「うぶすな(産土)」とは、産み出す大地の意味もあります。古い土地の地域文化を育て、支えて広域に発信する目的のためにタウン紙を創刊しました。続いてFMラジオで番組をもちゲストに掲載者を招いたり、隔月の交流会では個々のネットワークを広げたりしています。

 また文化活動の支援だけでなく、積極的にテレビ番組や映画製作などメディアを複合的に駆使して、地域おこしや文化活動を行い、地域文化の記録と保護、意識改革も含んだ地域おこしをしています。

 世界遺産のひざ元でさえ地元の伝統文化は衰退し、中世遺跡は開発に消えました。問題意識を持つ僧侶、寺院、宗派も越えて一つの目的にまとめるのも当法人の使命としています。

活動内容

映像製作の一場面。映像で伝統文化を記録。

 

 

フィールドソサイエティー

 

(京都市)

活動目的

 法然院の「寺は地域に開かれた共同体でありたい」という意思を基盤に、寺と市民が協働して環境問題の解決に資する人材を育むことを使命としながら、身近な自然環境の保全と環境共生型社会実現のための実践的な環境学習を行うことを目的としています。

 具体的には、自然、歴史、文化が育まれてきた寺という場を活かし、自然・環境保全について学ぶ活動や、子どもの生きる力を育む体験型野外活動を実践すること、寺林や里山再生(暮らしと森をつなぐ)に向けた森づくり活動を行うこと、共生き堂(以下法然院森のセンター)の運営を通してこれらの活動をプロデュースし地域学習のネットワークを拡充することです。

活動内容

 法然院森のセンター(1993年建設、延べ123㎡、ワークルーム兼図書室、自然展示ギャラリー、おひさま発電所設置)を活動拠点とし、環境学習活動を継続しています。

 

自然観察は身近な環境について学ぶ第一歩。

 

 

 

 

被災地NGO恊働センター

 

(兵庫県神戸市)

活動目的

 1995年1月17日、阪神・淡路大震災は多くの犠牲者をもたらすと共に、たくさんの人々の生活を一変させました。

 特に、社会的に弱い立場に立った人たちが大きな被害を受けたことが特徴的でした。2000年1月に仮設住宅が完全に解消され、被災地KOBEも復興への第一歩を踏んだと言えます。しかし、再建した住宅や災害復興住宅など新しい住まいでのコミュニティ形成や、暮らしの再建における生きがいと仕事の確保が大きな課題となっています。こうした課題に取り組むには、市民自身が主役となり、主体的責任をもって関わる新しい市民社会を形成することが必要です。

そのために、広く市民が「協働」を実践すること、「協働」を実践する場をつくっていくことが当団体のミッションです。

活動内容

2011年4月 岩手の避難所で「まけないぞう」をつくる被災者の方々。

 

 

 

 

NPO法人 中部リサイクル運動市民の会

 

(愛知県名古屋市)

活動目的

活動内容

「Re☆創庫 春日井」を支えるスタッフや支援者たち。