ともいきエッセー

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ともいきエッセー vol.3

日本人の形成?

 ネパール大地震では、いまだ被害の全貌が見えず、日本でのニュースも少なくなってきた。前回で心配していた、お釈迦さまの生誕地ルンビニーは、人々も建造物にも被害はなかったという。それはそれでよかったが、被災地のことを思うと、やはり単純には喜べない。
5月の連休中、東京の新宿歴史博物館へ行った。「新宿に縄文人現る」という展覧会が開かれていたからだ。平成24年に新宿区内の遺跡で発見された人骨や出土品についての研究報告で、興味深く展示品を見たり、解説を読んだ。人骨は約5000年前の縄文時代中期のものという。そして、この人骨の遺伝子(ミトコンドリア遺伝子)を調べたところ、この人物は北東アジアからの遺伝子を持っていたことがわかった。そしてまた、この人骨の出た層の上から出た3000~4000年前の人骨は東南アジアからの遺伝子をもっていたという。
日本人の祖先でもある縄文人は、アジアの各地からこの島国に入って来て、その後さらに多くの人が稲作文化などを持って大陸から渡り来て弥生時代になり、今の日本人が形成された。
考えてみれば当たり前のことで、してみれば、人種だの民族だのに拘ることもあまり意味の無いことと思えるのだが・・・。(J)

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詳しくは、当財団HPをご覧ください。
https://tomoiki.jp/

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