ともいきエッセー

一覧へ

ともいきエッセー vol.24

「電話相談公開セミナー」開催

 当財団では、来る3月29日午後6時半から、東京都豊島区の大正大学1号館2階の大会議室で、電話相談室開設5周年記念のセミナーを開く。第1部では、相談の背景にどのような悩みが隠されているかをテーマにこれまでの活動報告が、第2部では精神科医の名越康文氏による記念講演が行われる。入場は無料。定員は170名で事前申し込みが必要。申込は当財団E-mail(tomoiki-info@jodo.or.jp)
 現在、毎週月・金曜日の2回、午前10時から午後4時まで「心といのちの電話相談室」を開いている。悩みや困ったことなどなく、相談室の電話が鳴らないのが理想だと思うが、相談は増えている。これは、今の日本社会が人々を悩ませ困らせる問題が多くなっているからではないか。鬱病など心を病む人も増えている。小生も、今の社会は優しさがなく、どこかギスギスしていると思う。そうしたことが相談件数を増やしているのか。
 当財団の電話相談室の特徴は、講習を受けた相談員が仏事の相談から心の悩みに対する相談に仏教的精神に基づく応対をすることである。仏教的精神といっても難しい教理や教義などを説くのではなく、相談の内容をよく聞き、相談者が自ら答えを見つけられるように、優しく寄り添うことを旨としている。
 相談件数の増加や相談内容を見ると、今の社会の人々がどのようなことに悩み、僧侶や寺族に何を求めているかも見えてくる。仏教に対する期待は大きいのだ。もちろん、こうした相談に地域の僧侶たちが直接応対できればいいのだが、それもまた、見知っていることによることや信頼感の問題があって難しい。やはり、まったくの他者である宗教者のほうが心を打ち明けやすいのだろう。
 電話相談に関心のある人はぜひご来場を。(J)

電話相談室公開セミナーの詳細は下記をご覧ください。
https://tomoiki.jp/denwa_seminar/(当財団HP)

  • 助成金
  • ともいき財団Twitter
  • 浄土宝暦
  • 活動レポート
  • ともいきエッセー

このページのトップへ