ともいきエッセー

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vol 132「コロナ問題、国は何を一番に考えているの?」

 当「ともいき財団」が外出の自粛をするようになって1カ月近く経つ。スマホで他の職員と連絡を取りながらの仕事に不便さを感じながらの日々になっているが、自宅にいるということで朝8時からのワイドショーをよく見るようになった。毎日がコロナウイルス感染のことだから、初めのうちは〝ふむふむ″と時々刻々と変わる感染者数やそれへの対応などを話す専門家やコメンテーターの話を感心しながら聞いていた。

 しかし、それも2週間くらいして、聞いていることに腹が立ってきた。内容がほとんど変わっていないからだ。どのチャンネルに回しても〝ああしたほうがいい、こうしたほうがいい″〝こうするべきだ″などと出演者の専門家やコメンテーターが話している。

 「で、毎日同じことを言っているけど、何がどう変わってきたの」と言いたくなってくる。こうした番組を作る人は何をどう考えているにかと不思議になってきた。こうした思いを真剣に番組を見ながらうなずいている妻にぶつけてみた。妻は「大切なことだからよく聞いているの」と。「いや、違う」と私は言った。私が言いたかったことは、毎日「ああしたほうがいい、こうしたほうがいい」と言っておきながら、なぜその番組に厚生労働省や内閣府の者を招いて「なかなか動かないのは、どのような問題があるのか」と国の方針を訊かないのかと不思議に思えるからだ。対応の進みが遅いとか、諸外国の対応を紹介しながら「こうしたほうがいい」と言っているのだから、それに関係している行政側の意見を訊くことは当然のことではないか。「問い合わせているが断られている」とかいう返事があったら「なぜ断るのか」まで訊いてほしい。

 ただ推測でああだこうだと言っていても埒もないことだ。今、国民はコロナウイルスの感染問題について国が何を一番に考えているのか知りたいのだ。

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