活動レポート

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栃木県栃木市 福正寺「西方の踊り念仏」

 11月23日(金)、栃木県栃木市の福正寺において、「西方(にしかた)の踊り念仏(以下、踊り念仏)」が開催されました。浄土宗ともいき財団はこの活動に助成支援をしています。

 正式名は「一向上人踊躍念仏(いっこうしょうにんゆやくねんぶつ)」といい、浄土宗の宗祖法然上人の法曾孫にあたる一向上人が福正寺に念仏道場を開いたことから始まっています。福正寺の踊り念仏は、約10年前にご住職の松濤淳一(マツナミジュンイツ)師が復興され、現在では「西方の踊り念仏」のお寺として地域住民に親しまれています。

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 福正寺に到着すると、本堂には溢れんばかりの人が集まっており、なかには、神奈川県から訪れている人もいました。はじめに、松濤師の御導師のもと、地域の浄土宗寺院の僧侶とともに法要が執り行われ、その後、踊り念仏について丁寧な説明がありました。

 いよいよ、参加者の皆さんが心待ちにしていた踊り念仏が始まります。カン!カン!カン!...と鉦(かね)の音が響き渡り、僧侶が堂内に入堂します。はじめは静かに独特な節のついたお念仏で「南無阿弥陀仏」とお称えし、鉦を打ちながら円を描くように回ります。動きは次第に大きくなり、最後には体を激しく左右に振りながら鉦を打ち、お念仏の声が堂内に響きます。参加者の皆様は、その姿に魅入られ、終わったあとには大きな歓声があがりました。

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 踊り念仏は、全国的に見られる機会は少ないため、参加者は新鮮で貴重な体験に喜びの笑みを浮かべているのが印象的でした。松濤師は、日頃から地域を活性化したいと「お寺からまちおこし」をテーマにさまざまな活動に取り組まれています。今後も踊り念仏を通じて、お寺に多くの人が集まり、人々の交流と地域活性につながっていくことを願っています。(K)

福正寺ホームページ:http://www.cc9.ne.jp/~jyoudo-tochigi20/

キーワード:助成、寺院、栃木、念仏、歴史、文化、地域活性化

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