活動レポート

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秋田県仙北市 往生院『認知症カフェ「共生オレンジカフェ」』

 8月30日(金)、秋田県仙北市角館町の往生院において「認知症カフェ 共生オレンジカフェ(以下、カフェ)」が開催されました。浄土宗ともいき財団はこの活動に助成しています。

 武家屋敷で有名な角館。駅から徒歩15分ほどの場所に往生院はありました。普段はご住職ご家族がお住まいだという庫裏で開催されるカフェですが、入り口にはかわいい看板が控えめに置いてあり、お友達の家に遊びにきたような気分にさせてくれます。

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 この活動は、現役の看護師で認知症ケア専門士の資格をお持ちの奥様を中心に、ご住職と副住職が協力して「認知症の知識を地域で共有することにより、患者、介護者への理解とサポート体制を地域で育むこと」を目的に、3年前から開催しているもので、第3回目(年間10回予定)となるこの日は、約30人の方が参加されました。

 中に入ると部屋いっぱいにたくさんの方々が談笑し、テーブルには、おいしそうなお菓子がずらり。なんと、このお菓子は往生院の奥様とスタッフの方の手作りなのだとか。私もいただきましたが、お店が出せるほどのおいしさにびっくり!でした。

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 2015年に厚生労働省が発表した新オレンジプラン(※)によると認知症カフェとは「介護・福祉・医療の専門家と身近な場所で集い、交流できる場」を目指すもので、往生院のカフェもその趣旨に沿って実施されており、この日のプログラムは、受付後の「くつろぎ交流会」に始まり、「健康体操」「講話」「民謡・郷土芸能」と続き、最後にカフェに戻り「認知症豆知識」を聞きつつ時間を過ごすという、場所を移動しながら短時間のコンテンツを定型化して反復する工夫されたものでした。

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 カフェ前日の掃除は大変、と仰りながらも、常に参加者のために必要な医療・健康情報を集めて勉強を欠かさない奥様、認知症の症状のある方の送迎など、細やかな配慮をされるご住職と副住職の姿から「地域で地域の人を支えたい」という思いが伝わる活動でした。

 これからも地域の身近な情報源・憩いの場として活動を継続していただけるよう期待しております。(I)

※ 新オレンジプラン:認知症施策推進総合戦略 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000064084.html(厚生労働省HP)

キーワード:助成、秋田、寺院、認知症、高齢者、介護、福祉、医療、カフェ

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