活動レポート

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宮城県塩釜市 地域蒼生舎HIDEN

「浦戸諸島のコミュニティ形成と観光化による宗教文化の復興・保全・継承の促進事業」

 今回は『地域蒼生舎HIDEN』が行う「浦戸諸島のコミュニティ形成と観光化による宗教文化の復興・保全・継承の促進事業」についてのご報告です。当財団はこの事業に助成を行っております。

 高齢化・過疎化が進む地域では経済活動が停滞していきます。経済活動が停滞するとその地域の人々の生活は困窮し、宗教文化財の保全に回す経済的な余裕がなくなり、また宗教行事に時間を割くこともできなくなります。その状況を放置すれば、いずれその地域から人はいなくなり、その地に根付いた宗教や伝統も途絶えることになってしまいます。

 その解決を図る試みを行うのが『地域蒼生舎HIDEN』の「浦戸諸島のコミュニティ形成と観光化による宗教文化の復興・保全・継承の促進事業」です。

 この事業は現在、先述のような現象が顕著に起きている宮城県の浦戸諸島を対象に行われるもので、住民同士の交流を促進する活動によって過疎の問題を食い止め、また寺院を会場として活用することで参加者に宗教への親しみを持ってもらうことを目的としています。これがいずれはその地域の宗教資源の保全・活用・継承につながります。

 今年度は12月1日に「ふるさと料理教室&工作教室」、12月22日に「ふるさと料理教室&島探検(浦戸桂島)」、1月12日に「桂島おもちつき大会&島探検(浦戸桂島)」の3つをおこないますが、その中の一つ、12月1日宮城県塩釜市の雲上寺にて行われた「ふるさと料理教室&工作教室」の様子を視察してきました。

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 参加者は地元(塩釜市)の子供たち13名とその保護者5名の計18名。スタッフとして大正大学の学生や浦戸諸島の人たち。

 11時から始まり、初対面の参加者同士の緊張をほぐす簡単なゲームの後、料理教室を行いました。

 今回作った料理はカレースープと餃子皮のピザ。食材は現地で作られたものを使用します。例えばカレースープには浦戸諸島でとれた牡蠣が入っており、地元の生産者の方が食材の説明を行いました。

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 美味しい食事の後は阿弥陀様の前で記念撮影し、そのあと工作教室へ。海岸でとれた貝殻やシーグラスを使ったインテリアの作成を行いました。

 14時には帰りの会を行い、全員に集合写真を手渡し、後ろに写る阿弥陀様の説明を行った後、全員に今日の感想を聞き、14時半に終了となりました。

 浦戸諸島のような事例は日本各地で起きています。『地域蒼生舎HIDEN』ではこの塩釜市及び雲上寺での一連の活動をモデルケースとしてノウハウを蓄積し、今後はその他の地域においても同様の活動が行えるようにしていきたいと考えているそうです。

 今後の更なる発展に期待しております。(H)

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