京都府亀岡市 光忠寺「京都丹波ともいき協働推進センター事業」

京都府亀岡市 光忠寺「京都丹波ともいき協働推進センター事業」
6月25日(水)、京都府亀岡市にある光忠寺(齋藤明秀住職)が「京都丹波ともいき協働推進センター事業」として開催した「NPO・地域活動勉強会 なんでも&相談会」を視察しました。浄土宗ともいき財団ではこの活動に助成しています。
東海道新幹線を京都駅で下車し、JR嵯峨野線で、二条、太秦などの京の都を横目に電車に揺られながら、川下りや観光トロッコ列車でも知られる景勝地「保津峡」の自然豊かな風景を楽しみ、30分程乗車するとお寺の最寄り駅である亀岡駅に着きます。
駅前には戦国武将・明智光秀が築いた丹波亀岡城や、サッカーやラグビー、アメリカンフットボール等の球技専用スタジアムのサンガスタジアムがあり、歴史と現在が調和する街といった印象です。駅から20分程東南へ歩くと、光忠寺の立派な門が見えてきます。
光忠寺は徳川家の三河時代からの家臣である形原松平家の初代興副公の菩提を弔うため、室町時代後期に現在の愛知県蒲郡市形原に創建。江戸時代には藩主の領地替えにより形原松平家菩提寺として、下総佐倉、摂津高槻、丹波笹山への移転を経て、同地には寛延2年(1749)に移されたと伝えられています。
「NPO・地域活動勉強会 なんでも&相談会」は今年度から始まった新しい活動です。同センターと同事務局を務める齋藤住職は、これまでお寺という場を活用し、地域の子どもたちの「地域住民の学び場を深める場」、「孤独孤立の解消する場」をテーマに様々な活動を行ってきました。そのなかで、地域のNPO法人や社会福祉協議会などが情報を共有し、研鑽しあえる場が不足していること痛感。また、亀岡市にそのような支援を行う団体や活動が存在しないという現状も見えてきました。そこで、これまでNPOの支援に携わってきた経験を活かして「NPO・地域活動の中間支援」を企画し、この「地域勉強会 なんでも&相談会」を開催しました。
当日は第3回目(本年は全12回)となり、18時から20時まで開催、同地域のNPO法人やマスメディアなど13名が参加しました。まず、国内各地の寺院に供物として献じられた菓子や食品等を、協力寺院・団体を通じて経済的に困難な状況にある家庭へ提供し、貧困問題の解決に寄与する目的で活動を行う認定NPO法人おてらおやつクラブ(松島靖朗・浄土宗安養寺住職)職員の上村康弘(かみむら・やすひろ)氏による講義がはじまり、上村氏は自身が学生時代に別室登校や不登校をした経験談や、大学時代に児童館やデイサービス等で発達障害の子どもと関わった内容を紹介しました。
講義に引き続き、上村氏や齋藤住職とともに、同地区でNPO・市⺠活動の運営や⼿続きの支援を行う久留宮共樹(くるみや・ともき)氏や、同地区で不登校やひきこもりの伴走支援を手掛ける「みんなのTERAKOYAおおいがわ」の設立者で代表を務める國府美紀(こくふ・みき)氏を迎えて講義の質疑応答や相談会が行われました。
